朝夕はずいぶんと涼しくなり、秋の訪れを感じる毎日でございます。季節の変わり目ですので、体調を崩されませんよう健康管理に気を付けお過ごしください。
この時季になると、身体の不調が出てきやすくなる方が多いです。特に腰付近で重要な役割をしている骨盤は、人体の中で上半身と下半身を繋ぎ、背骨や股関節などの『全身を支える重要な土台』と言えるでしょう。
『骨盤』はひとつの骨だけではなく、仙骨・寛骨・尾骨からなっており、さらにその周囲には筋肉と靭帯が骨を支えています。骨盤内部には生殖器や内臓器がありバランスが崩れると、全身の不調へつながります。
ほとんどの方の場合は骨の変形ではなく、骨盤や股関節周りの筋肉が日常生活のくせや偏りによるバランスの崩れが原因の事が多いのです。
日常生活の中でもこんな事はないでしょうか?
カラダの重ダルさや何となく疲れやすい、姿勢が気になる、足を組む、運動不足など筋力の低下、ヒール
を履く機会が多い、体重を片側に掛けて立っている・または座っている、荷物を掛ける(持つ)方向が同じ、
過去にケガをするなどで患部をかばい続けてのバランスの崩れ・・・など、他にも様々な原因やきっかけが多
くあるのです。
骨盤がゆがむと・・・
骨盤のつなぎ目となる筋肉や靭帯がゆるみ、骨がズレたり開くなどして固まってしまう状態を言います。
骨盤が正しい位置にないと、内臓が圧迫されて下がりポッコリお腹の原因になります。
体重バランスも崩れるなどするのでO脚やX脚の原因にもなるなど、股関節周辺も関わりがとても深く、筋肉や靭帯が弱まってしまうと様々な症状が出てきてしまいます。
血液やリンパの流れが停滞となり、腰痛、ひざ痛、背中の痛み張り感、腸の働きの低下などで便秘、消化不良、生理不順、代謝の低下でむくみ、冷え性などといった症状がみられます。
では、どうしたら改善されるのでしょうか?後日またご紹介させていただきます。